訪日外国人観光客の旅行保険の未加入者が13万人？！
2017年（1月〜7月）訪日外国人観光客の動向（出典：日本政府観光局）
訪日観光客って本当に増えていますね。2017年1月〜7月までの訪日外国人観光客の動向によると1,643万人を達しています。すでに前年17.3%の伸び率で、客数1位〜12位までがアジアで、韓国・中国・台湾・香港で約74%を締めています。さらに、中国・台湾・香港だけで約50%の半分です。
本日以下のようなニュースがでていました。
ざっくり言うと、訪日観光客の４％が旅行中にけがや病気をし、うち約４割が病院に行ったそうで、全体の約３割が、旅行保険などに入っていなかった（観光庁１３年の調査）。急病で61万円の治療費を払えずに、帰国してしまって回収できないなどもあったそうです。
先ほどの訪日外国客2017年を予測すると2,800万人（前年17.3%増）、「訪日観光客のうち13万人ほどが旅行保険に加入していない」ということになります。もちろん観光客なので保険無しで払える人もいるかとは思いますが、韓国・中国とでは保険制度なども異なります。10年前ですが私が中国に住んでいた時に病院いくと全て先払いでした（今は分かりませんが）。こういった課題は問題が起きる前に国が先回りして制度をつくっていかないと、医療に関わらず民間企業にしわ寄せがきてしまいます。
そして訪日外国客の増加はチャンスです。こういった課題に対しても商品・サービスをつくっていくことで、大きなビジネスチャンスが生まれます。
